第86回日本ダービー出走予定馬(優先出走権)

今日はまずは巨人の上原浩治投手の現役引退というニュースがありました。




まだ正式に発表された訳では無いので正式に発表されたら書きます。



そして今日からは例年通りに日本ダービー出走予定馬を紹介します。

木曜日まで4回に分けて書きます。


今日は優先出走権を獲得している6頭です。

馬名 騎手 重賞 前走
サートゥルナーリア D・レーン 皐月賞 皐月賞1着
ヴェロックス 川田将雅 無し 皐月賞2着
ダノンキングリー 戸崎圭太 共同通信杯 皐月賞3着
クラージュゲリエ 三浦皇成 京都2歳S 皐月賞5着
リオンリオン 横山武史 青葉賞 青葉賞1着
ランフォーザローゼス 福永祐一 無し 青葉賞2着

まずはディープインパクト以来の無敗の皐月賞馬となったサートゥルナーリアです。


昨年末に行われたホープフルステークスを勝ちそこからぶっつけで皐月賞に出走して4戦4勝で皐月賞を勝ちました。

年明け初戦での皐月賞制覇は史上初でした。


日本ダービーでは騎乗停止中のクリストフ・ルメール騎手からダミアン・レーン騎手に騎手変更される予定です。

乗り替わりでの日本ダービー制覇は1985年、その馬に初めて乗って勝ったのは1954年が最後の勝利になります。

平成の間は1度も無かったという事です。


さらにJRAに所属しない外国人騎手の日本ダービー制覇はまだJRAに所属していなかったミルコ・デムーロ騎手だけです。


史上初の年明け初戦での皐月賞制覇を達成したこの馬が不利なデータを覆して二冠を達成するのかです。



次にトライアルの若葉ステークスを勝って皐月賞では2着だったヴェロックスです。


皐月賞では僅かな差でサートゥルナーリアに負けました。


こちらは皐月賞から乗り替わりは有りませんが、重賞勝ちが有りません。

重賞勝ちの無い馬が日本ダービーを勝ったのは1996年のフサイチコンコルド以来いません。


しかし今年から重賞に次ぐ格付けとしてリステッド競走が導入されました。

ヴェロックスは2勝しているのでリステッド競走2勝が重賞勝ちの価値が有れば重賞未勝利でも日本ダービーを勝てるという事になるかもしれないです。


皐月賞のリベンジなるのか注目です。



次に共同通信杯を勝って皐月賞3着だったダノンキングリーです。


共同通信杯を勝って無敗で皐月賞に出走しましたが3着でした。


こちらは重賞勝ちも有り、騎手も皐月賞と同じく戸崎圭太騎手です。


データでは皐月賞で先着を許した2頭よりも有利になっています。


去年2着だった戸崎圭太騎手が日本ダービーを勝つのか注目です。



次に京都2歳ステークスを勝っていて、皐月賞では5着だったクラージュゲリエです。


京都2歳ステークス以来のレースだった今年初戦の共同通信杯ではダノンキングリー、アドマイヤマーズに離された3着でしたが、14番人気と低評価だった皐月賞で5着に入って優先出走権を獲得しました。


こちらは重賞勝ちは有りますが、皐月賞からは三浦皇成騎手に乗り替わりです。



次に青葉賞を勝ったリオンリオンです。


青葉賞を逃げ切っての日本ダービー出走となります。

騎手は横山典弘騎手が青葉賞に続いて騎乗予定でしたが、騎乗停止になってしまい息子の横山武史騎手が騎乗予定です。

横山武史騎手はG1は初騎乗となります。


ペースを握る馬なのでG1初騎乗が日本ダービーの横山武史騎手がどんなレースをするのか楽しみですし、青葉賞馬初の日本ダービー制覇なるのか注目です。



次に青葉賞で2着だったランフォーザローゼスです。


京成杯青葉賞で2着と重賞勝ちは有りませんし、騎手も福永祐一騎手に乗り替わりです。


今日紹介した馬の中では無敗のサートゥルナーリア以外では連対率100%はこの馬だけです。


福永祐一騎手が日本ダービー連覇を達成するのか注目です。



この6頭が優先出走権を獲得して日本ダービーに出走予定の馬たちです。


その他にアドマイヤマーズが皐月賞4着で優先出走権を獲得しましたが、NHKマイルカップに出走して勝ちました。


プリンシパルステークスで優先出走権を獲得したザダルは日本ダービーに登録はしましたが、プリンシパルステークスが1週延期された影響もあって回避となりました。



明日は賞金順で出走可能な馬を紹介します。