今週日曜日には第88回日本ダービーが行われます。
今日と明日で毎年書いている出走予定馬を紹介します。
今年は登録時点で18頭でその後に皐月賞では一番人気だったホープフルステークス勝ちのダノンザキッドの骨折による回避が発表されてフルゲートが18頭になった1992年以降では初めてとなります。
出馬表が発表されてからの回避は有りましたが、最初から最大馬番が17番なら最小数となります。
それでは今日は皐月賞5着まで、青葉賞2着まで、プリンシパルステークス勝ち馬に与えられる優先出走権を持っている馬についてです。
馬名 | 騎手 | 重賞 | 前走 |
---|---|---|---|
エフフォーリア | 横山武史 | 皐月賞 | 皐月賞1着 |
タイトルホルダー | 田辺裕信 | ディープ記念 | 皐月賞2着 |
ステラヴェローチェ | 吉田隼人 | サウジRC | 皐月賞3着 |
アドマイヤハダル | M・デムーロ | 無し | 皐月賞4着 |
ヨーホーレイク | 川田将雅 | 無し | 皐月賞5着 |
ワンダフルタウン | 和田竜二 | 青葉賞 | 青葉賞1着 |
バジオウ | 大野拓弥 | 無し | プリンシパルS1着 |
青葉賞2着のキングストーンボーイが回避してこの7頭です。
日本ダービーは乗り替わり無しで重賞勝ちの有る馬が勝っているのでそこを中心に紹介します。
まずは皐月賞を無敗で勝ったエフフォーリアです。
サートゥルナーリア、コントレイルに続いて3年連続の無敗の皐月賞馬となりました。
サートゥルナーリアは負け、コントレイルは勝ちましたが、エフフォーリアはどうなるでしょうかね?
皐月賞馬なので重賞勝ちは有りますし、引き続き横山武史騎手騎乗予定です。
横山武史騎手は勝てば戦後最年少日本ダービー勝利になるみたいです。
あの武豊騎手でもデビューから11年後ですからね。
デビュー5年目での快挙なるのかも注目です。
次に皐月賞2着のタイトルホルダーです。
デビュー2戦目からダノンザキッドと対戦して連敗しましたが、弥生賞ディープインパクト記念ではのちのNHKマイルカップ勝ちのシュネルマイスターに2000mとは言え先着してダノンザキッドにも勝ちました。
そして皐月賞では弥生賞ディープインパクト記念を勝っているのに8番人気で2着でした。
騎手は引き続き田辺裕信騎手騎乗予定です。
ちなみに弥生賞ディープインパクト記念では横山武史騎手騎乗でした。
次に皐月賞3着のステラヴェローチェです。
サウジアラビアロイヤルカップを勝って朝日杯フューチュリティステークスで2着、エフフォーリアが勝った共同通信杯では一番人気ながら5着でした。
吉田隼人騎手に乗り替わった皐月賞では前週に桜花賞を勝った勢いでか3着に持って来ました。
日本ダービーは初めての騎乗になります。
ソダシで落としたオークスのリベンジになるのか注目です。
ちなみに共同通信杯までは横山武史騎手の父横山典弘騎手が乗っていました。
次に皐月賞4着のアドマイヤハダルです。
皐月賞トライアルの若葉ステークスを勝って皐月賞に挑んで4着でした。
皐月賞ではクリストフ・ルメール騎手でしたが、日本ダービーではミルコ・デムーロ騎手に乗り替わりです。
重賞も勝っていないので厳しい戦いになりそうです。
次に皐月賞5着のヨーホーレイクです。
ホープフルステークス3着、きさらぎ賞2着の後に皐月賞に挑んで5着でした。
騎手は岩田望来騎手からダノンザキッドが回避して乗る馬がいなくなった川田将雅騎手に乗り替わりです。
こちらも重賞勝ち無しで乗り替わりと厳しい戦いになりそうです
ちなみにアドマイヤハダルは皐月賞では岩田康誠騎手、ヨーホーレイクは日本ダービーでは岩田望来騎手からそれぞれ直前で騎手予定馬が回避して空いた騎手に変更となっていて岩田親子は不運となっています。
それぞれクリストフ・ルメール騎手、川田将雅騎手とリーディング上位騎手なので仕方ないかもしれないですがね。
次に青葉賞勝ちのワンダフルタウンです。
去年は京都2歳ステークスを勝って休養して、今年初戦の青葉賞を勝って日本ダービーに出走します。
なのでエフフォーリアと並んで重賞連勝での日本ダービーに挑みます。
騎手はデビューから乗っている和田竜二騎手です。
日本ダービートライアルなのに未だに勝ち馬を出していない青葉賞馬初の制覇なるのか注目です。
次にプリンシパルステークス勝ちのバジオウです
プリンシパルステークスを勝って最終切符を掴みました。
しかし重賞勝ちはなくて戸崎圭太騎手から大野拓弥騎手に乗り替わりです。
重賞勝ちはなくて乗り替わりなので厳しい戦いになりそうです。
以上7頭です。
この中での日本ダービー馬の資格があるのはエフフォーリア、タイトルホルダー、ステラヴェローチェ、ワンダフルタウンです。
明日は残りの10頭を紹介します。