甲斐拓也獲得の狙い

昨日、甲斐拓也選手の入団会見が行われました。

巨人には大城卓三選手、岸田行倫選手、小林誠司選手がいて何で甲斐拓也選手を獲得したのかとよく言われます。


確かにこの3人を擁する巨人は捕手のレベルは12球団でもトップレベルだと思っています。

しかし大城卓三選手は今年長所の打撃はイマイチでした。

岸田行倫選手は今年は良かったかもしれないですが、来年今年以上の成績を残せる保証は無いです。

小林誠司選手は来年36歳になる年で、今年コンビだった菅野智之投手がいなくなれば出番は限られますし、打撃は相変わらずです。


来年もこの3人で乗り切れるかといえば甘いと思いますからね。


個人的には来年以降大城卓三選手には捕手としてよりも打者として期待しているのではと思っています。

来年、坂本勇人選手が今年の様ならば岡本和真選手が三塁手となって大城卓三選手を一塁手としてメインで起用して行く可能性もあります。

再来年、岡本和真選手がメジャーリーグに行くならば一塁手が空くのでそこに大城卓三選手をメインで起用して行く可能性もあります。


そうなると捕手は岸田行倫選手、小林誠司選手、若い山瀬慎之助選手、喜多隆介選手を主に起用して行く事になります。

でも山瀬慎之助選手、喜多隆介選手の2人はまだ経験値は浅いですし、小林誠司選手も大ベテランとなっていきます。

なので結局は捕手の層は薄くなります。


そこで甲斐拓也選手を加えて捕手の層を厚くしたという事です。


個人的な予想としては将来的には巨人の捕手は甲斐拓也選手と岸田行倫選手がメインになると思われます。

小林誠司選手は年齢的にもそろそろ厳しくなって来るでしょうし、大城卓三選手は打撃を期待されて一塁手メインになると予想しています。


もしも一塁手メインとならなくても甲斐拓也選手がいれば代打として大城卓三選手を起用しやすくなります。


なのでいろいろと書きましたが、甲斐拓也選手の加入で大城卓三選手の打撃力をより活かす事が出来ます。

甲斐拓也選手の加入でパ・リーグの野球の知識を巨人のバッテリーに注入する事が出来ます。

甲斐拓也選手の加入で将来の正捕手候補の山瀬慎之助選手は師匠が同じチームになります。


個人的にはメリットしかないと思っているので甲斐拓也選手の加入は大歓迎です。



甲斐拓也選手や田中将大投手を優先的に起用して他の選手がどうたらこうたらみたいに言う人もいますが、阿部慎之助監督は誰かを優先して起用するみたいな起用はしないはずです。

でなければ開幕前に新外国人を二軍調整させないです。

期待されて入団させた新外国人ならばオープン戦でイマイチでも普通ならば開幕戦から無条件で起用しますからね。

坂本勇人選手、大城卓三選手、門脇誠選手も優先して起用されてもおかしくなかった選手をスタメンから外したり、二軍調整させたりしました。


なので新加入選手も駄目なのに優先的に起用して行く事は無いと思われます。

2年目で変わらなければですがね。


今年の補強はここまでみたいですが、来年に入ってからまだ動く可能性あるのでしょうかね?

あるとすれば新外国人ですが、これ以上獲得しても外国人枠が有るので扱いが難しくなります。

どうなるでしょうかね。


ちなみに甲斐拓也選手の人的補償は年明けとなりそうです。

こちらもどうなるでしょうかね。