第974話

今日は月曜日なのでONE PIECEについて書きます。


以下ネタバレになります。























































「いざ、鬼ヶ島‼」

今回は狂死郎と小紫が話している場面から始まります。

狂死郎は小紫に毎日着物に血のりを仕込んでくださいと頼みます。

万が一の時は死で小紫をオロチと引き剥がすと言います。

小紫はもう少しだから大丈夫、もう少しで20年と言います。


場面は数ヶ月前になります。

オロチが手紙で錦えもんらが過去から飛んできた事を知ります。

カイドウは疑っていますが、オロチは信じています。


オロチは手紙の主について話します。

こいつは信頼に足る男だ

大衆演劇の一座に生まれ

「ワノ国」からの迫害により舞台上で両親を失い

舞台での生き方しか知らぬ男は

完全に心を失い

何者かを演じる事で生きながらえていた


回想ではオロチがその男に悪魔の実を渡してお前は本物の「光月」として生き、そして誰にも気づかれる事なく光月として死ね、ソレがこの大舞台でお前に与えられた大役だ、演じきれるか!と言います。


その男は死に場所を探してた光栄ですと言います。


回想から戻り、その男はオロチがおでんにお金を借りに行く度に必要額の倍の金を渡し、おでんの討ち入りの情報も渡し、さらにおでん達と共に処刑されるつもりだった、その男には心がない、オロチが止めるまで完璧な光月の家臣として生きただその情報を淡々と送る気味の悪い程に忠実な男みたいです。



そして現代に戻ります。

小舟で嵐の中を錦えもんらが進んでいきます。

すると菊の丞がおかしいですよ、作戦が漏れてるってことでしょう、またと言います。


錦えもんは考えたくなかったが、この中におそらく敵の内通者がいる、正直今更知りたくないと言います。


菊の丞はあなたらしくないですよ、内通者をみつけて、切り捨てて前へ進むあなたじゃなければ、拙者達も前に進めませんと言います。


錦えもんはだが当人は自首などすまいと言います。


するとカン十郎が菊の言う通りだ、錦、はっきりさせようぞ、


おれがそうだって事を


と言います。


錦えもんは冗談はよせ我らは皆釜茹でで処刑される所だったと言います。


カン十郎はそうだ共に死んでこそ完全なる役が完成していた、ガキの頃心を失ってからおれはずっと死に場所を探してた、おれの様な男は始めからいない、お前らと共に日々一喜一憂し、完璧な信頼を得て、誰も恨まず、傷つける気もない、ただ唯一情報だけをオロチ様に贈り続けたと言います。


菊の丞はなぜそんな事をと言うと、カン十郎はおれの名は黒炭カン十郎、理由はこれでいいか?と言います。


さらに康イエは犬死だ、ゾウにジャックが現れた時になぜおれ達を疑わなかった、こうなるまでなぜ身内を疑わなったおかしかった筈だずっと何もかもと言います。

するとカイドウの部下の船が小舟を取り囲みます。


錦えもんはカン十郎を斬ります。

しかし首が斬れてもカン十郎は正体を明かさずにここでお前らと共に海の藻屑となるのも役者冥利に尽きるがオロチ様に止められた「よくやった終末だ」とモモの助を鬼ヶ島連れて来いとと言います。

海岸にはモモの助を捉えたカン十郎がいます。


小舟に乗っていたのはカン十郎の絵でした。

イヌアラシは我々の知るカン十郎のでは描けぬ絵だなと言います。


カン十郎はニヤリと笑いますが、オロチの部下の船が攻撃されます。


ある人がわりい、ちょっと遅くなったと言います。


さらに小舟の下から潜水艦が現れて、こんな小舟で嵐の海に出るなんてバカかお前ら、海をナメすぎだ侍共とある人が言います。


さらにさらに最初とは逆からもカイドウの部下の船が攻撃され、ある人が向こうの港にバカみてェに船と侍が集まったが、ありゃ何だ!?、邪魔で沈めてやろうかと思ったぜ!!!と言います。


錦えもんはルフィ殿、みな無事なのか!?と言います。


ルフィは結局来んのかよギザ男と言うと、キッドはカイドウの首をてめェにやるかと言います。


カン十郎は聞いてない状況だぞ!?と言います。


ルフィはお前らー、なに侍の小舟いじめてんだ!?、海は海賊が相手だ!!!と言ってルフィ、ロー、キッドの3人が出て来て終わりました。




今回はまずは狂死郎と小紫についてです。

前話で傳ジローが狂死郎、日和が小紫と判明しましたが、二人がそれぞれ狂死郎と小紫として話している様に感じたのであえて狂死郎、小紫と書きます。


狂死郎が丑三つ小僧だとわかりましたが、小紫もお金を渡していてそれをえびす町にばら撒いていたみたいです。

さらに小紫には血のりを仕込ませている事もわかりました。

狂死郎が斬った時の血は血のりだったと言う事です。



そして今回の1番の衝撃はカン十郎がオロチの内通者だと言う事がわかりました。


まさか赤鞘九人男の中に内通者がいるとは思いませんでした。


でも思い返してみるとカン十郎は地味でしたよね。

ワノ国にルフィ達が来てからも目立った動きはしていませんでしたし、おでんの過去編でもそんなに目立ってはいませんでした。


それがカン十郎の作戦だったのでしょうかね?


気になるのはいつからオロチの内通者だったのかです。

おでんと出会った時にはすでにそうだったのか、出会ったあとにそうなったのか気になるところです。


さらに気になるのはこの事を錦えもんは知っていたのかどうかです。


話を読んだ感想としては錦えもんは知っていた様にも見えました。

もしかしたらおでんも知っていたかもしれないですね。

それでもおでんの家臣として受け入れていたのはカン十郎を信じていたからかもしれないです。


カン十郎は20年後に飛ばされたのでワノ国の20年間の出来事はオロチには伝わっていないのはオロチにとっては痛いでしょうね。


ちなみにカン十郎は実は絵が上手いみたいですが、Twitterにはカン十郎は右利きなのにあえて左で書いてわざと下手な絵を書いていたと言うツイートが有りましたが、振り返ると本当にそうみたいです。

よく見てますね。



最後にルフィ、ロー、キッドが出てきましたが、シャボンディ諸島の再来の様でした。


キッドが侍達が港に集まっていたと言っていたので錦えもん達に味方する侍達はやられてはいないと言う事みたいですね。


もしかすると傳ジローの仕業かもしれないですね。


今回の火祭りでは狂死郎は鬼ヶ島には行かずに花の都に残るみたいでしたからね。


ちなみに狂死郎と傳ジローはどちらで書くのが正しいのでしょうかね?

このブログではその時に合わせて使い分けたいと思います。


狂死郎が傳ジローだとわかってもう一度ワノ国の話を読み返すとローを牢屋から出したのも傳ジローではないかと個人的には予想しました。


黒炭側に潜入した傳ジローと光月側に潜入したカン十郎の二人がこれからのカギになるのでしょうかね?